🌱 はじめに
こんにちは、株式会社AIMです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
- 「GPT-6が登場したと聞いたけれど、自分の画面にはGPT-5.6と表示されている」
- 「Astra、Sol、Luna……名前が増えて、どれを使えばよいか分からない」
最近のChatGPTについて、そんな疑問を持っていませんか?
実は、「新しいモデルが発表されること」と「普段使うChatのモデルが切り替わること」は、同じではありません。 9月22日に追加されたGPT-6 Sol/Lunaも、通常のChatとは別に、Work・Codex向けのモデルとして提供されています。
ただ、すべてのモデル名や更新履歴を覚える必要はありません。
大切なのは、「何が進化したのか」「自分はどこで使えるのか」「どの仕事で試すとよいのか」を押さえることです。
今回は、2026年1月からの主な変化を振り返りながら、最新モデルの違いと、明日からの仕事に役立つ使い方を整理します。
目次
🌱 はじめに🧭 ① まず結論。最新のGPT-6は「役割の違う3つの選択肢」「新しく出たモデル」が、必ず最上位とは限らない📅 ② 2026年のChatGPTは、どのように進化してきた?1〜5月:会話の改善から、資料作成や複数工程の仕事へ6〜9月:能力に加え、速度・費用・使う場所で選ぶ方向へこの流れから、何を読み取ればよい?🖥️ ③ 「自分の画面にない」を解決する、Chat・Work・Codexの違い通常のChatが、すべてGPT-6に変わったわけではない「Pro」と「考える強さ」も、別に理解しよう💼 ④ 仕事ではどう活かす? 身近な3つの活用例1.議事録:要約だけでなく、「次に何をするか」まで整理する2.売上分析:集計結果を、会議で使える説明につなげる3.提案資料:見栄えを整える前に、根拠と不足情報を確認する実例でも重要なのは、「大量に処理するAI」と「判断する人」の分担💰 ⑤ 高性能なモデルを選ぶ前に、利用枠と費用も確認する1.最新のモデルでも、最新の事実を知っているとは限らない2.学習に使われない契約でも、何でも入力してよいわけではない3.PCを操作できる能力と、操作する権限は別🌈 さいごに📚 参考情報✉️ 法人向け生成AI研修のご案内🎁 ここまで記事をご覧くださった方に特別プレゼント!📄 生成AI活用事例集:各種業界における生成AIの具体的な活用事例を掲載📊 生成AI診断ツール:あなたの会社に最適な生成AIを診断📘 生成AI研修サービス説明資料:受講満足度94%超えの大人気生成AI研修の詳細を掲載
🧭 ① まず結論。最新のGPT-6は「役割の違う3つの選択肢」

「モデル」とは、ChatGPTの回答や作業を担うAIの種類です。
車でいえば、エンジンの違いをイメージすると分かりやすいでしょう。
車でいえば、エンジンの違いをイメージすると分かりやすいでしょう。
9月24日時点のGPT-6系列では、主に次の3モデルを押さえておくと、選び方を理解しやすくなります。
OpenAIは、
- Astraを最も高い能力を持つモデル
- Solを能力とコストのバランスを取るモデル
- Lunaを効率重視のモデルとして案内しています。
モデル | 重視していること | 仕事に置き換えた選び方の目安 |
GPT-6 Astra | 複雑な仕事を進める能力 | 多くの条件や資料を踏まえる、難しい分析・調査・成果物作成で検討する |
GPT-6 Sol | 高い能力とコストのバランス | 複数の工程がある仕事を、修正や検討を重ねながら進めたいときに検討する |
GPT-6 Luna | 速度・コスト効率 | 処理内容が明確な作業や、件数の多い処理で検討する |
表の使い分けは、公式の位置づけを仕事に当てはめた目安です。業務ごとの結果を保証するものではありません。
「新しく出たモデル」が、必ず最上位とは限らない
GPT-6 Astraの発表は9月3日。GPT-6 Sol/Lunaの追加は9月22日です。
ただし、後から登場したSolやLunaが、Astraを上回る最上位モデルになったわけではありません。今回の追加は、GPT-6を能力だけでなく、速度やコストとのバランスで選べるようにするものと捉えると分かりやすくなります。
仕事でも、すべてを最も高性能なモデルに依頼するのではなく、求める成果物と確認のしやすさに合わせて試していくのがよいでしょう。
📅 ② 2026年のChatGPTは、どのように進化してきた?

ここで、2026年1月からの主な発表・更新を振り返ってみましょう。
日付はOpenAI公式ページの表記です。新モデルの発表、既存モデルの更新、限定プレビューを分けて記載しています。 また、当時の発表内容であり、現在も同じ条件で利用できるとは限りません。
1〜5月:会話の改善から、資料作成や複数工程の仕事へ
日付 | 主な発表・更新 | 押さえておきたい変化 |
1月22日 | GPT-5.2 Instantの応答を更新 | 会話の自然さや、状況に合わせた表現を調整。新世代モデルの発表ではありません。 |
2月5日 | GPT-5.3-Codex | プログラミングや、ツールを使いながら進める作業を強化。主な利用先はCodexです。 |
2月12日 | GPT-5.3-Codex-Spark | 開発中の細かな修正を素早く進めるモデルを、研究プレビューとして提供。 |
3月3日 | GPT-5.3 Instant | 日常会話の使いやすさや、Web検索を踏まえた回答を改善。 |
3月5日 | GPT-5.4/GPT-5.4 Pro | 推論、開発、文書・表計算・プレゼンテーションに関わる能力を強化。Codex・APIではPC操作にも対応。 |
3月17日 | GPT-5.4 mini/nano | 速度やコスト効率を重視した小型モデルを追加。nanoはAPI向けです。 |
4月23日 | GPT-5.5/GPT-5.5 Pro | 調査、分析、資料作成など、ツールを使って複数の工程を進める能力を強化。 |
5月5日 | GPT-5.5 Instant | 日常的な会話を担うInstantモデルを更新。 |
※APIとは、AIを別のアプリや社内システムに組み込んで利用するための仕組みです。
6〜9月:能力に加え、速度・費用・使う場所で選ぶ方向へ
日付 | 主な発表・更新 | 押さえておきたい変化 |
6月26日 | GPT-5.6系列の限定プレビュー | 一部の組織などを対象に先行提供。この時点では一般提供ではありません。 |
7月9日 | GPT-5.6 Sol/Terra/Lunaの一般提供 | 能力・速度・コストの違いによって選ぶ、モデル系列を展開。 |
8月6日 | ChatGPT内のGPT-5.6を更新 | Chat側のモデルや、回答に使う推論の強さを選ぶ仕組みを更新。 |
9月3日 | GPT-6 Astra | 複雑な専門業務、調査、開発、PC操作などを重視したモデルを発表し、段階的に提供。 |
9月22日 | GPT-6 Sol/Luna | Work・Codex・APIに、速度やコスト効率を重視するGPT-6の選択肢を追加。 |
※年表は、文章・推論・業務支援・開発に関わる主要な発表を中心に整理しています。画像・音声の専用モデルや、細かな更新は含めていません。
この流れから、何を読み取ればよい?
AIMでは、この変化を、「答えを返す力」に加え、「資料を読み、ツールを使い、仕事を進める力」が強化されてきた流れと捉えています。GPT-5.4やGPT-5.5の発表でも、文書作成、分析、ソフトウェア操作などが重要な改善点として示されています。
つまり、PC操作や資料作成がGPT-6で突然始まったわけではありません。これまでの能力が積み重なり、より複雑な仕事を任せるための選択肢が増えてきたのです。
「最近のAIは何でもできるらしい」と一括りにするより、自分の仕事のどの工程を支援してもらえるようになったかで見ると、変化を実務につなげやすくなります。
🖥️ ③ 「自分の画面にない」を解決する、Chat・Work・Codexの違い

最新モデルを試すときに、最も混乱しやすいのが「使う場所」の違いです。
ChatGPTでは、会話中心のChat、複数工程の仕事や成果物作成を進めるWork、開発・技術作業を担うCodexが区別されています。
使う場所 | 主な役割 | 依頼のイメージ |
Chat | 質問、相談、文章の検討など | 「このメールを読みやすく直して」「企画の方向性を相談したい」 |
Work | 調査・分析・成果物作成など | 「この資料を分析し、会議用の報告書にまとめて」 |
Codex | ソフトウェア開発や技術作業 | 「このプログラムを修正して、テストも行って」 |
Chatでも文章作成などはできます。この表は機能を完全に分断するものではなく、どのような仕事を進めるための入口かを整理したものです。
通常のChatが、すべてGPT-6に変わったわけではない
9月24日時点の公式案内では、通常のChatは、対象の有料プランでGPT-5.6 Sol、Free・GoではGPT-5.6 Lunaが基本です。対象のPro・Business・Enterpriseでは、Astraを使う「GPT-6 Pro」も提供されています。PlusのAstra利用は、Work・Codex側です。
一方、新しいGPT-6 Sol/Lunaは、通常のChatではなく、Work・Codex側のモデル選択欄で確認するモデルです。Enterprise・Eduでは、導入時に管理者による有効化も必要です。
「最新モデルが見当たらない」ときは、契約だけでなく、今開いているモードや管理者設定、アプリの更新状況も確認しましょう。
「Pro」と「考える強さ」も、別に理解しよう
「ChatGPT Pro」は契約プランの名前です。一方、「GPT-6 Pro」はAstraを使うモデル選択肢であり、同じ意味ではありません。
また、対象の有料プランにあるInstant・Medium・High・Extra Highは、GPT-5.6 Solが回答に使う推論の強さを選ぶ設定です。表示が違っていても、必ずしも別のモデルに切り替わっているわけではありません。
まずは、「モデルの種類」「使うモード」「考える強さ」「契約プラン」を分けて見ることが、迷わず使うための第一歩です。
💼 ④ 仕事ではどう活かす? 身近な3つの活用例
ここからは、モデル名ではなく、実際の仕事に置き換えて考えてみましょう。
以下は、 AIMが提案する活用例です。特定モデルだけでできる作業や、今回実測した比較結果を示すものではありません。
1.議事録:要約だけでなく、「次に何をするか」まで整理する
「この会議を要約して」で終わらず、決定事項・担当者・期限・未決事項を分けて整理するよう依頼してみましょう。
例えば、会議メモから議事録の下書きを作り、次回までの対応事項を取り出し、関係者への共有文まで準備する、という使い方です。
ただし、元のメモに書かれていない担当者や期限をAIに補わせてはいけません。「不明な項目は未確認と記載する」と指定し、人が埋める部分を残すことがポイントです。
2.売上分析:集計結果を、会議で使える説明につなげる
売上表を集計するだけでなく、変化が大きい商品・顧客・時期を見つけ、確認すべき点を整理するところまで依頼します。
そのうえで、「数値から確認できる事実」と「原因として考えられる仮説」を分けてもらいましょう。
例えば、売上が減ったことは数値で確認できても、その理由が価格なのか、訪問回数なのか、競合の影響なのかは、売上表だけでは決められません。AIには結論を急がせず、追加で調べる項目を出してもらうと、会議の準備に役立ちます。
3.提案資料:見栄えを整える前に、根拠と不足情報を確認する
顧客の要望、自社サービスの説明、過去の提案書を基に、提案の構成や本文を検討します。
ここで大切なのは、いきなり「きれいな資料にして」と頼むのではなく、「何を根拠に提案するのか」「足りない情報は何か」を先に整理することです。
構成と内容を確認してから、利用できる環境で既存の書式に合わせて資料を作成する。この順番にすると、人が確認すべき内容も明確になります。
💰 ⑤ 高性能なモデルを選ぶ前に、利用枠と費用も確認する
1.最新のモデルでも、最新の事実を知っているとは限らない
例えば、GPT-6 AstraのAPI仕様に記載された知識の基準日は、2026年4月30日です。モデルの発表日と、学習済みの知識が対象とする時期は異なります。
料金、制度、製品仕様、ニュースなどを扱うときは、最新の公式情報を調べ、日付と出典を確認する運用にしましょう。
2.学習に使われない契約でも、何でも入力してよいわけではない
OpenAIは、Business・Enterprise・Edu・APIの業務データを、原則としてモデル学習に使用しないと説明しています。
ただし、それと社内ルール上の入力可否は別問題です。顧客情報や機密資料を使う前に、利用するアカウント、社内の承認範囲、接続先のサービスを確認してください。
3.PCを操作できる能力と、操作する権限は別
Workのデスクトップ環境では、許可された範囲でローカルファイルやデスクトップアプリを扱えます。一方、Web・モバイルのWorkと、手元のPC上で動く作業は区別されています。
「モデルが高性能だから、自分のPCやすべてのクラウドサービスを自由に操作できる」とは考えないことが大切です。
AIMでは、メール送信、外部共有、ファイル削除などは、対象と内容を人が確認してから進める運用をおすすめします。
🌈 さいごに
2026年のChatGPTの変化を追うと、会話の質だけでなく、資料を読み、分析し、ツールを使って仕事を進める能力が重視されてきたことが分かります。GPT-6では、さらに能力とコストの異なる選択肢が用意されています。
けれど、すべてのモデル名を覚えたり、毎回最新のものに切り替えたりする必要はありません。
まずは、今の環境で使えるモデルを確認し、一つの業務、一つの工程から試してみましょう。そして、任せる範囲を少しずつ広げながら、自分が確認するポイントを明確にしていくことが大切です。
💡 AIMからのメッセージ
新しいモデルを知ることは、スタートです。自分の仕事で試し、手直しが減ったかを確かめることで、情報は実務に役立つ知識へ変わります。
📚 参考情報
モデルの特徴・仕様はOpenAIのモデル一覧、発表日は各モデルの公式発表と更新履歴、提供条件はChatGPTの公式ヘルプを参照しています。年表の各項目には、対応する出典を付けています。
利用枠や法人データの取り扱いについては、Businessのモデル・利用制限と、業務データのプライバシーに関する公式案内を参照しています。本文の活用例・試し方は、これらの情報を踏まえた AIMからの提案です。
情報確認日:2026年9月24日
※モデル、機能、利用枠は、プラン・地域・管理者設定・提供状況によって異なります。
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